重ねる円から
円満、ご縁を呼ぶ

数千年の歩みを続け
発展してきた七宝模様。

円の重なりによる幾何学模様は古代エジプトにも見られ、シルクロードを経て中国そして7、8 世紀に日本に伝わったとされています。奈良・正倉院の宝物にも使用され、平安時代には有職文様に取り入れられました。その呼び名は、輪が「四方」「十方」(じっぽう)に続くさまから、いつしか「七宝」に転訛。本来は金、銀、水晶、瑠璃など仏教のおける七種の宝のことで、その縁起の良さにちなんだことから庶民の間にも吉祥文様として広まっていきました。

円満、和を願う。
その想いを自身のしるしに。

七宝は円と円を重ね、つなぐことで生まれるものから、円満、ご縁、人との和などを表す縁起のよい吉祥文様として好まれてきました。江戸時代初期の文化人、小堀遠州が茶道具の模様に施したことでも知られています。町奉行、大岡越前守で知られる大岡家をはじめ、さまざまな武家の家紋にも取り入れられました。

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