水に入れると、紙や薄い木でつくられた花がふわりと開く水中花。
もとは江戸時代に中国より伝わり、酒席の遊びで杯に浮かべて愉しんだことから酒中花ともいわれます。
夏の季語として俳句や和歌でも詠まれてきた水中花は、涼を愉しむ日本の夏の風物詩。
ゆらめく水の中で淡く可憐に咲く姿を、浅葱色(あさぎいろ)の更紗(さらさ)と黒漆で表現しました。
儚くゆらめくように咲く「水中花」にふさわしい更紗の顔料を探求し、浅葱色の更紗が誕生しました。
かつてオンライン限定で販売した水中花には販売継続のご要望が多く、
この度、装いを新たに印傳屋全店で再リリースします。