特別な日のブーケほど華やかさはないけれど
包まれると、ほっとうれしくなる花がある。
それは、ずっと遠い日に手にしたことのある白詰草。
そんな素朴な野花で印伝をつくりたいと思いました。
お出かけするとき、ちょっと心地いい気分になりますように。
「白詰草の印伝」は、紺色の鹿革に三つ葉とこんもりした花を
パステルグリーンの更紗と白漆でつくりあげた印傳屋オリジナルの模様。
敷き詰めた葉の中には、幸運を象徴する四つ葉が隠れています。
ぜひ探してみてください。
「白詰草」は2022年に発表し、以来、春の限定品としてきましたが、毎年多大なるご好評をいただいてきましたため、
シーズンに限らず一年を通して製造、販売することといたしました。
今回レギュラー化にあたり、鹿革の地色を紺に変更し、
葉の色がより爽やかに映えるようにバージョンアップしました。