厳しい冷え込みがようやく和らいだ頃に
つぼみが花ひらくミモザ。
めいっぱいに咲き誇るミモザイエローの明るさに
ちいさな春の訪れを感じ、心が弾むことでしょう。
そんなミモザを漆と更紗で鮮やかに描いた印伝を
装いに加えて出かけてみませんか。
一歩踏み出せば、春はすぐそこです。
コーヒー片手に通りの往来をガラス越しに眺められる1階と、本棚に囲まれながら思い思いの時間を過ごせる2階。2013年に店を構えて以来、地元住民はもちろんのこと、遠方から足を運ぶ旅行者たちもひと息つける場として親しまれてきました。近隣では、暮らすように泊まる宿〈栞日INN〉と、地元民が集う銭湯〈菊の湯〉も運営しています。本とひと、ひととひとをつなぐ交点である栞日は、松本のまちに温かな光を灯し続けています。