古来、東洋では不老不死の瑞鳥とされる鳳凰が永遠に伸びゆく唐草の中を舞う。この上ない吉祥のしるしの和合を深緑の鹿革に五色の更紗で表現しました。
江戸時代にさまざまな形の財布が生まれる中で印伝の三ツ折財布は「三ツ巻」と呼ばれ、広く知られていました。お金を出し入れしたら、畳んで紐でさっと巻く。そのかつてのスタイルを、伝統の模様とともに現代へ。