希望のつぼみを膨らませて。
むかしから縁起を担ぐのが好きなこの国の人々。
お財布が張るように、春に財布を新調する
「春財布」の風習も今に伝わっています。
希望の春へ。縁起物を取り入れて、
こころのつぼみも膨らませてまいりましょう。
春爛漫
いつが春なのか人に問えば、
桜が咲く頃という声が返ってくる。
四季折々の花を感じ、
それぞれの趣を愛でながらも
この国の人の、桜への想いは特別なもの。
開花はつかの間、散りゆけば、また一年。
瞳に映る時より、
こころに浮かべる時は遥かに長い。
待っていたものに、また会える。
胸の中にまで花びらが舞う満ち足りた瞬間。
希望の春が、やってくる。
![](https://file003.shop-pro.jp/PA01418/411/ec/special/springwallet2023/img/image08.jpg)
ずっと感じていたい
咲き誇る姿。
桜は各時代の美術工芸品に多く見られ、
その描きかた、表しかたは百花繚乱。
印傳屋には伝統の小桜模様だけでなく、
独自につくりあげた模様も。
満開の花房、多彩な五弁のかたち。
そこに、はらりと花びらを舞わせて。
![](https://file003.shop-pro.jp/PA01418/411/ec/special/springwallet2023/img/image09.jpg)
縁起もので、
よいつながりを。
春のそよ風に吹かれ
花びらが舞うように見えるのは、
伝統の有職文様である七宝繋ぎで
印傳屋が現代風に創作したオリジナル。
七宝繋ぎは円満、調和、ご縁などの
願いが込められた吉祥文様。
![](https://file003.shop-pro.jp/PA01418/411/ec/special/springwallet2023/img/image10.jpg)
お財布の購入、
使い始めに吉とされる時季
![](https://file003.shop-pro.jp/PA01418/411/ec/special/springwallet2023/img/season.png)
上記はいずれも二十四節気と元日を節目としたものです。
諸説あるのでどれを選ぶかも人それぞれ。自由に決めていいでしょう。
たとえば、年内の冬至の頃に購入して、年が明けてから使うのもよいですし、
使い始めは気持ちを新たにできる新年度からにするのもよいかもしれません。
さらに縁起を求めて、以下のような日を選ぶことも多いようです。
縁起がよいとされる日
天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、暦の上で何事もうまくいくとされる最上の吉日。物事を始めるには最適の日といわれています。
わずか一粒の籾が何万倍にも実る稲穂になるという吉日。農家は種まきを始める、商家は開店するなど事始めに縁起がよいとされてきました。
虎が一日で千里もの道を往復する云われから、暦の干支のひとつである寅の日は旅立ちによい日、縁起を担ぐにはよい日とされています。
この日に弁財天の遣いである白蛇に願いごとをすれば弁財天に届けられるといわれ、古来縁起のよい吉日のひとつとされています。