風で木々の葉が舞うごとに、季節の頁がめくれていく。
空も、野も、街も、そこにお気に入りのコーデで
風に吹かれる自分も、季節の色に染まっている。
ただ、ずっと以前から合わせていた印伝のバッグや小物が、
秋冬の装いにこうも馴染んでいるのはなぜ?
そう尋ねても、風はどこ吹く風。
季節の装いに品よく溶け込みながら、
近づいてみたら、じつは愛嬌のある模様だったり。
だから、澄ました顔でも、心は笑ってるかもね。
カジュアルでも、きちんとした格好でも
さまになる大人のアイテム。
今日がどんな日でも、自分らしく。
ちょっとした用事で出かけるのに
さっと抱えれば、どんなスタイルにもしっくりくる。
この相棒とは長い付き合いになりそう。
キーケースはバッグのように
いつも人に見られるものではない。
取り出す仕草。そのとき、気品が漂うか、否か。
シックな雰囲気で季節の装いに染まりながら
ふとした瞬間に魅せる差し色のオレンジ。
それは冬景色にあたたかい陽が差したような瞬間。

















