時とともに色艶が冴え、独特の風格をそなえていく漆。
いにしえより日本の美を象徴する芸術や工芸に用いられてきました。
江戸時代に誕生した「甲州印伝」もその一つ。
煌めきと陰影が創り出す表情豊かな模様の数々は、数百年の時を経てもなお人々を魅了し続けています。
黒の鹿革に黒い漆で描いた4つの模様。差し色として赤をあしらうことで、漆の妙がより際立つシンプルなアイテムが誕生しました。

エジプトサンカク

三角模様とV字型を規則的に並べた連続模様です。30年以上保存されていた型紙から復刻した模様で、復刻象形文字のようにも、ピラミッドのようにも見えることからいつしか印傳屋では「エジプトサンカク」と呼ばれるようになりました。

ペイズリー

渦巻や勾玉(まがたま)の形をした模様です。模様の起源は諸説ありますが、インド・カシミール地方に現れた揺らぎを帯びた花文様とされています。更紗模様のひとつとして知られ、異国情緒のある雰囲気の模様として愛されています。

サンカクボチ

印傳屋では、400を超える漆型紙を保存しています。小さなドット模様を「ボチ」と呼び、それが三角形に見えることから職人の間で「サンカクボチ」の愛称で親しまれてきました。眠っていた手彫り型紙を復刻させた模様です。

ヘリンボーン

V字型や長方形を縦横に連続して組み合わせた模様です。開きにした魚の骨に似ている形状から、ニシンの骨という意味を持ちます。日本では杉の葉に似ていることから「杉綾」とも呼ばれ、伝統的な織物などに用いられてきました。

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