同心円の一部が波のように重なり合った伝統模様「青海波(せいがいは)」。
名の由来は祝いごとに舞う雅楽「青海波」の衣装の模様からといわれ、穏やかな波が続く様子が描かれた吉祥模様とされています。
やわらかな山吹色に染めた鹿革に、多彩な色を重ね、さらに艶やかな漆模様で覆う印伝の「更紗(さらさ)」技法で描かれています。
粋を好む江戸の洒落者たちに愛好された印伝の巾着。
弥次喜多の珍道中として知られる十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』にもその名が登場するほど、
古くから印伝の定番商品として親しまれてきました。
現在でも、貴重品を収納したり、化粧ポーチなど使い方は自由自在。個性的なマルチケースとして暮らしを彩ります。
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- サイズ
- 12×11×4.5cm
- 重さ
- 27g
- 仕様
- 木玉付き
- 表
- 鹿革・漆・木玉
- 裏
- 綿
お取り扱い上のご注意
鹿革本来の風合いを活かすため、漆・更紗以外の加工は施しておりません。
したがって次のような特徴があります。
・強く折り曲げたり、硬いものと接触すると漆や模様が部分的にはがれることがあります。
・水分による染みは、元に戻すことはできませんのでご注意ください。
また、水分を含んだ状態でご使用されると衣類に色移りする場合がございます。
・自然素材を用いているため模様の位置に個体差が生じる場合がございます。
・保管をする際は、直射日光や高温多湿をさけてください。